作曲・編曲 作品ご紹介


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◆ 演奏のご希望がございましたら、お気軽にBBSに書き込みか、またはメール下さい。◆

下記は公的なものが中心で、
その他にも皆さんからのご要望により、可能なものは作曲・編曲をお受けいたします。
作曲・編曲のご要望
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自作曲で、曲の右側にplayerのマークがあるものについては、試聴できます。
著作権は当方にありますので、無断使用はご遠慮下さい。
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自作曲をお聴きいただいたご意見、ご感想を募集中です。
是非お気軽にBBSに書き込みか、またはメール下さい。


※ 当方では、打楽器をミキシング(調整)のうえで入れていますが、
お聴きいただくパソコンによっては、打楽器がミキシングされず、大きく聞こえるようです。
その際は、恐れ入りますがご容赦下さい。
いずれ、パソコンの吹奏楽の音で、MIDIを作る方向で検討中です。




<< 作曲作品 >>


【 吹奏楽曲 】


★ 全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲公募へ応募曲 ★


(平成7年まで・・・1次審査:コンデンス・スコア、2次審査:フル・スコア、3次審査:試奏)
(平成8年から・・・1次審査:フル・スコア、2次審査:試奏)
(平成23年から・・・1次審査:フル・スコア、2次審査:CDで聴けるMIDI音源、3次審査:試奏)

行進曲「希望の光」 (平成2年) = コンデンス・スコア審査通過 
 この曲は、全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲公募に初めて応募し、初めての応募で当時の第1次審査のコンデンス・スコアを通過できた、大変思い出深い曲です。平成元年11月26日の、十日町市民吹奏楽団(当時私が所属していた、アマチュア市民吹奏楽団)設立15周年記念・第15回定期演奏会で、オープニングに同団により演奏されました。出だしは変ロ長調ですが、中間部の Trio はト長調になり、「変ロ長調からト長調への転調は珍しい」と、十日町市民吹奏楽団のメンバーからよく言われました。 (3分20秒)

交響的行進曲 (平成3年) = コンデンス・スコア審査通過 

 この曲は、自分としては、メロディーラインが単調で、あまり気に入っている曲ではないのですが、聴く人によっては、「ハーモニーがきれいで、児玉さんの作曲作品の中ではこれが一番好き」という人もいらっしゃり、音楽は芸術ですので、感じ方は人それぞれですよね(笑)。 (約3分20秒)


行進曲「楽しき吹奏楽」 (平成4年) = コンデンス・スコア審査通過 
 
 この年から、課題曲作曲公募が、「行進曲と行進曲以外の曲を、1年ごとに交代で募集する」という、全日本吹奏楽連盟からの要項になりました。曲名どおり、実に楽しい曲で、同年度(平成4年)の、十日町市から2つ離れた津南(つなん)町というところの、秋の小・中・高等学校の吹奏楽部合同演奏会という機会で、3校合同演奏により、この曲を演奏いただきました。その中で、特に小学校の子供さんから、曲が楽しくて好評であったようで、「もう一度やってみたい!」という声もあったそうです。 (約3分10秒)


吹奏楽のための交響的小組曲 (平成5年)
   ※ この曲は4曲から成る組曲ですので、MIDIは4つあります。
       
 前述のとおり、平成4年から1年ごとに行進曲と行進曲以外の募集ですので、この年は行進曲以外の募集の年になりました。平成14年の課題曲Vの「ミニシンフォニー」のような感じの、西洋旋法による調性のはっきりとした組曲で、平成6年8月の新潟県リコーダー合宿で、4曲の組曲中最初の曲を、リコーダーアンサンブルに私が再構成して演奏いただき、演奏の参加者から好評でした。 (4曲全曲で、約6分50秒)

行進曲「20年の讃歌」 (平成6年) = コンデンス・スコア審査通過 
 この曲を作曲後、人からはしばしば、「20年というのは何を意味しての20年ですか」と聞かれたのですが、私が当時所属していた十日町市民吹奏楽団の、この年の設立20周年を記念して、という意味です。この年(平成6年)の11月の十日町市民吹奏楽団設立20周年記念・第20回定期演奏会で、同団により演奏されました。きれいな感じの曲です。 (約2分40秒)

吹奏楽のための爽やかなマーチ風小序曲 (平成7年)

行進曲「未来への躍進」 (平成8年) 
 全日本吹奏楽コンクール課題曲公募に応募の曲で、初めての2/4拍子の行進曲です。ファンファーレ的な冒頭に始まり、きれいな感じのメロディーが流れます。 (約3分30秒)

オーバーチュア・フォー・ビギナーズU (平成9年)

壮麗なマーチ (平成10年) 
 この曲は、私としては初めての6/8拍子の行進曲です。曲名のとおり、壮麗な印象の曲で、私の作風はどちらかというときれいな長調ですが、この曲だけはスーザのマーチのような、パワフルな感じです。 (約3分15秒)

ウインド・オーケストラのための交響的音詩 (平成11年) 
 行進曲以外の曲の中では、まわりの方々から好評の曲です。曲名のとおり、交響曲のような3/4拍子の出だしで始まり、途中拍子が4/4、3/4と変わっていきます。 (約4分30秒)

行進曲「虹のハーモニー」 (平成12年) 
 私は、平成8年以来ずっと文通している、仙台市に在住の吹奏楽経験者のペンフレンドがおり、その方から絶賛いただいた行進曲です。曲名のイメージどおり、虹の感じのきれいなメロディーが出てきます。ちなみに、この曲は、公募の締切に対して、曲は早く仕上がったのですが、曲名で悩みましたので、デモテープをお送りし、曲名はその方からつけていただきました(笑)。 (約3分50秒)

陽気なポルカとワルツ (平成13年) = フル・スコア審査通過、試奏審査で佳作受賞 
 トップページでご紹介のとおり、全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲公募で「佳作」へ入賞し、全国で演奏される一歩手前になった曲です。冒頭と後半はポルカで、中間部にワルツが入って曲想が変わります。 (約4分)

行進曲「希 求」(平成14年) 
 2/4拍子の行進曲で、きれいな感じに終始し、変ホ長調から、Trio は変イ長調に転調します。 (約3分)

ポルカと随想(平成15年) 
 冒頭はポルカで、中間部に「随想」の部分が4/4拍子で出て、後半は第2ポルカから、エンディングに再び冒頭のテーマが登場して終結します。 (約4分30秒)

ブリリアント・マーチ(平成16年) 
 この年は少しはなやかな行進曲にしてみたいと思い、このような曲名(訳すと「輝かしい行進曲」)をつけました。 (約3分15秒)

春のポルカとロマンス(平成17年) 
 ここ3回、行進曲以外の募集の年(平成の奇数年)にはポルカを応募しており、昨年の作品は曲名のとおり「春」をイメージした暖かい感じのポルカで、中間部は3拍子のロマンスが流れます。 (約4分30秒)

行進曲「新たなる人生へ」(平成19年) 
 この年(平成19年)から平成3年までの公募のように、再び行進曲とそれ以外のどちらでも応募できる形に戻りました。平成18年は母親の臨終が近づき応募ができず、平成19年に応募の行進曲です。母親が平成18年4月に亡くなり、タイトルはその意味からつけたものです。どちらかというときれい系のメロディーの曲です。 (約3分)

マーチ・フォー・ビギナーズ(平成20年) 
 和訳すると「初心者のための行進曲」で、2/2拍子のやさしい行進曲です。 (約3分40秒)

マーチ「春を迎えて」(平成21年) 
 2/4拍子の明るく軽快な行進曲です。 (3分)


躍動するポルカ(平成23年) 
 平成22年は父親が臨終の直後のため、バタバタで応募できませんでした。これは平成23年に応募した作品です。前半はヘ長調で後半が変ロ長調へ転調し、明るいポルカです。 (約3分)


ピクニック・マーチ(平成24年) 
 少しぶりに、4/4拍子の行進曲を応募した年です。ピクニックのイメージの軽快な行進曲です。 (約3分)


清らかな行進曲(平成25年) 
 曲名どおり、清らかな感じがする行進曲です。余談ですが当時仲が良かったコンビニの店員さんへ紹介したところ、とてもさわやかと言っていただけました。(3分20秒)


軽快なポルカ(平成26年) 
 曲名どおり軽快なポルカで、後半から転調して曲調が少し変化し、再び前半の一部へ戻って集結します。 (3分14秒)




★ 日本吹奏楽指導者協会(JBA)「下谷賞」作品募集へ応募曲 ★

清純なマーチ (平成5年) 
 JBAへ、初めて応募した行進曲です。曲名どおり、私の作品の中ではこの曲が一番きれいなイメージの曲で、まわりの音楽仲間の方々に私の作曲をご紹介させていただいたりするのですが、私の作曲の行進曲ではこの曲が一番好きという人が多いです。この曲は、JBAから陸上自衛隊航空中央音楽隊による、プロの試奏演奏のテープが贈呈され、記念になりました。
 この曲は、イントロの8小節後、いきなり低音がメロディーラインとなり、その点が私が当時所属していた十日町市民吹奏楽団の音楽仲間の度肝を抜きました(笑、笑)。平成4年に続き、平成5年の津南町の秋の小・中・高等学校吹奏楽部合同演奏会でも、3校合同演奏により、この曲を演奏いただきました。 (約2分30秒)


オーバーチュア・フォー・ビギナーズ (平成8年)

行進曲「夢に向かって」 (平成10年) 
 JBAへ応募の行進曲の2作目です。聞く人によって、「きれいで美しい」という声や、「和声の進行が基本的なコードが中心で、もう少し特殊な進行も入れてもいいのでは」という声がありました。 (約2分30秒)

行進曲「旅立ち」 (平成12年) 
 この曲は、JBAで「小編成の吹奏楽編成による行進曲の募集」という要項でした。プロフィールのページのとおり、私は吹奏楽をやりはじめた中学生の頃、入学した中学1年生の年は、小編成の弱小バンドの出身でしたので、小編成バンドの気持ちが非常によくわかり、この編成の機会には是非応募したく、小編成で曲を書いてみました。この年(平成12年)の8月の、新潟県のリコーダー合宿に、この曲をリコーダーアンサンブルに再構成して演奏いただき、美しい行進曲ということで好評でした。 (約4分)



★ 日本国民音楽振興財団「笹川賞」へ応募曲 ★

行進曲「若人の夢」 (平成5年) 
 この曲は、私の随一の笹川賞への応募曲です。もともとは昭和63年に一回、同じタイトルで作曲して十日町市民吹奏楽団から試奏してもらったのですが、その当時は吹奏楽曲の作曲を始めた初期で、出来が悪かったので、同じタイトルで再構成して作曲し、この年の笹川賞に応募した曲です。2/4拍子の行進曲で、この曲はTrio に特徴があり、Trio は最初低音がメロディーとなり、次に、同じメロディーが今度は対旋律を加えて、tuttiで繰り返されてエンディングとなります。平成4・5年に続き、3年連続で、平成6年の津南町の秋の小・中・高等学校吹奏楽部合同演奏会で、3校合同演奏により、この曲を演奏いただきました。  (約2分20秒)



★ その他 ★

十日町市立南中学校 生徒会歌 
    (昭和53年在学時 吹奏楽の譜面は現在手許になし、ピアノ譜はあり)
 この曲は、私が中学校に在学中、生徒の手により、「生徒会歌」を作ろうということになり、全校生徒から作詞・作曲が募集され、当時の生徒会長の作詞と、私の作曲が最終的に採用された曲です。メロディーラインは当時のままですが、ピアノの伴奏は近年になってから作りました。同校は昨年創立50周年を迎え、記念誌に生徒会歌制定について私の記事が載りました。 (約2分15秒)

吹奏楽のための小序曲 (昭和54年高校在学時 十日町高校卒業式にて演奏 譜面は現在手許になし)

川治公民館音頭  (平成4年 十日町市より委嘱) 
 平成4年に、私が在住の新潟県十日町市の川治(かわじ)公民館というところの当時の館長補佐の方が、公民館音頭の作詞をされたので、十日町市民吹奏楽団でどなたか作曲ができる方がいらっしゃらないかという話があり、私が作曲をお受けいたしました。「公民館音頭」のタイトルらしく、民謡調に終始します。 (約2分15秒)



【 リコーダー独奏曲 】

リコーダー独奏のための小組曲「高度な技術への指標」 (平成4年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)
   ※ この曲は4曲から成る組曲ですので、MIDIは4つあります。
   
 この曲は、私が新潟県リコーダーコンテストに独奏で初出場が前年のH3年で、その後、とあるコンテスト関係者から、「独奏で県代表・全日本出場は、コンテストでは合奏を代表とすればそれだけ多くの方々が全日本へ出れるので、若干そういった配慮もあり、独奏で全日本はよほどうまくなければ出さない」という声を聞いたので(定かかはわかりませんが)、であれば、自分でメチャクチャ難しい曲を書いてコンテストに臨もうと、こんな自慢的な、あらぬ曲名にしてしてしまいました(笑)。
 自分でも難しすぎて、自分で書いたのに本番で失敗してしまうという、苦い経験をした曲です(笑、笑)。聞いておわかりと思うのですが、とにかく技巧的に難しいです。 (4曲全曲で、約4分40秒)



リコーダー独奏のための音詩「未来への讃歌」〜障害者のために (平成5年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)
   ※ この曲は5曲から成る組曲ですので、MIDIは5つあります。
     
 前年度に続いての、作曲でのリコーダ^コンテスト独奏でした。前年度があまりに難しくて自爆した感があったので(笑)、この年は少しレベルを落としました(が、私の独奏曲ですのでやはり難しいことには変わりありません)。 (4曲全曲で、約4分20秒)


リコーダー独奏のためのマーチ風小組曲 (平成6年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)
   ※ この曲は5曲から成る組曲ですので、MIDIは5つあります。
       
 3年連続での、作曲でのコンテスト独奏です。この年は、新潟県リコーダーコンテストが第20回記念なので、はりきって作曲していました(笑)。平成14年に、この組曲の中の2番目の曲が、「リコーダーJP」社から、独奏アルトリコーダーとチェンバロ伴奏に再構成で、出版されました。 (4曲全曲で、約5分10秒)


リコーダー独奏のための随想曲 (平成14年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)
   ※ この曲は4曲から成る組曲ですので、MIDIは4つあります。
   

 8年ぶりに、自作曲で新潟県リコーダーコンテスト独奏に出場いたしました。この曲は4曲の組曲形式で、最初の曲を、あとの3曲で変奏していく形となり、曲が進むにつれて難しくなっていきます。「ホッとする感じ」「何かなつかしいイメージの曲」と言われました。 (4曲全曲で、約5分)




リコーダー独奏のための随想曲U (平成17年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)
   ※ この曲は3曲から成る組曲ですので、MIDIは3つあります。
 
 平成14年に続き、自作曲で新潟県リコーダーコンテスト独奏に出場いたしました。上記「リコーダー独奏のための随想曲」に引き続き、「リコーダー独奏のための随想曲U」としました。
 この曲は3曲の組曲形式で、最初のテーマをやはり変奏していく形となり、曲が進むにつれて難しくなっていきます。(3曲全曲で、約4分)




亡き母への鎮静歌 〜新たなる人生へ〜 (平成18年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


 平成18年4月に私の母親が亡くなりましたので、追悼の意味を込めて、自作曲で新潟県リコーダーコンテスト独奏に出場いたしました。
 この曲は4曲の組曲形式で、最初のテーマをやはり変奏していく形となり、曲が進むにつれて難しくなっていきます。(4曲全曲で、約4分)




「埴生の宿」による変奏曲 (平成21年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


有名なイギリス民謡である「埴生の宿」という曲を使った変奏曲です。この曲は3曲の組曲形式で、最初に曲そのままをバスリコーダーで演奏し、
次の2曲の部分はアルトリコーダーで演奏します。やはり最初のテーマを変奏していく形となり、曲が進むにつれて難しくなっていきます。(3曲全曲で、約3分半)




随想曲V〜 亡き父に告ぐ (平成22年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


平成22年3月に父親が亡くなり、追悼曲をバスリコーダーとアルトリコーダーで自作自演しました。
最初にバスで主題を演奏し、次の2曲の部分はアルトで変奏して演奏します。(3曲全曲で、約4分)




東日本大震災復興への祈り (平成23年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


平成23年3月に発生した東日本大震災でのあまりに甚大な被害へ、かつて新潟県中越大震災で同じ経験をしていますので復興への祈りの曲を自作自演しました。
この曲は新潟県リコーダーコンテストだけではなく、上村病院 健康増進施設ゆあ〜ず 創立10周年感謝祭 音楽イベント、宮城県石巻市の仮設住宅、宮城県塩釜市の震災復興祈念コンサートでも演奏させていただきました。3曲の組曲で、途中に間奏とエンディングが入ります。(3曲全曲で、約4分30秒)




東日本大震災復興への祈り 続編 〜 さらなる復興を目指して (平成24年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


上記の続編として演奏いたしました。あまりに大きな災害で、復興への道のりはまだまだかかります。一日も早い復興をお祈りしております。(約5分)




随想曲W (平成26年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


この年は、新潟県リコーダーコンテストが第40回を迎えました。そこで何か形にしようと思い、私としては初めての、「曲全体が短調」の自作自演をさせていただきました。審査員の先生方からは、そういった姿勢が良いと言われました。(約5分)




随想曲X (平成28年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


素朴な主題で、6/8拍子の短い変奏曲です。審査員の先生方のうちお1人から、「きれいで宮沢賢治のような感じ」と言われました(笑)。(約3分)




随想曲Y (平成29年 新潟県リコーダーコンテストにて独奏)


3つの部分から成り、TとVは短調、Uは長調です。私は長調が好きで、短調で本格的なものはこれが2作目です(笑)。審査員の先生方からは、曲がおもしろいという講評をいただきました。(約5分)



                                                      ほか


【 その他楽曲 】


南九州市民歌 応募作 (「優秀賞」受賞)


平成19年12月1日に、鹿児島県の「頴娃町」、「知覧町」、「川辺町」が合併して「南九州市」となり、昨年「南九州市民歌」の作詞・作曲が公募され、
作曲公募へ応募して「優秀賞」をいただきました。歌詞は著作権上、ここでは MIDI を入れています(歌詞は南九州市のホームページへあります)。




<< 編曲作品 >>


【 吹奏楽曲 】



十日町小唄行進曲 (昭和63年 新潟県消防大会が十日町市で開催されることにより初演)

夢を織る町 (平成7年 十日町市雪まつりに伴う、東京都日野市スノーマンのテーマ)

新潟県立長岡高等学校 校歌 (平成12年)

新潟県東蒲原郡三川村立三川中学校 校歌 (平成12年)

新潟県立国際情報高等学校 校歌 (平成16年)

滋賀県草津市立玉川中学校 校歌 (平成17年)

十日町地域シルバー人材センター賛歌「我らシルバー」 (平成20年)

新潟県立十日町総合高等学校 応援歌「青春の旗」 (平成24年)

新潟県上越市立大潟町小学校 校歌 (平成24年)

新潟県佐渡市立南中学校 校歌 (平成24年)

新潟県上越市立大潟町小学校 児童会歌 「ジャンボが行く」 (平成25年)



【 リコーダーアンサンブル 】


「日本の四季」より 花、チューリップ、春よ来い
   (平成5年度新潟県リコーダーコンテストで演奏、全日本リコーダーコンテストに出場)

新潟県中魚沼郡津南町立大赤沢小学校 校歌 (平成7年)

宮城県桃生郡矢本町立矢本東小学校 校歌 (平成12年)

新潟県中魚沼郡津南町立三箇小学校 校歌 (平成14年)

宮城県桃生郡北上町立吉浜小学校 校歌 (平成15年)



【 リード合奏 】


新潟県東頚城郡松代町立奴奈川小学校 校歌 (平成15年)



                                                                    ほか



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作曲・編曲について


 皆さんは、作曲・編曲について、「編曲」という言葉と、作曲・編曲の違いをご存知でしょうか。

 「作曲」は誰しも知っており、もちろん曲を作ることですが(どのような楽器編成であっても)、
 「編曲」というのは、あらかじめ誰かが「作曲」した曲について、楽器の編成を変えることや、伴奏をつけることで、

@ その曲の楽器編成を、違う楽器編成に書き直す
A メロディーラインだけの曲を楽器編成にするために、伴奏をつける

の、大きくはこの2つに分けて私は考えています。

 @は、たとえばオーケストラの曲を吹奏楽の楽器編成で書く、オーケストラの曲をピアノで独奏できるように書く、ピアノ独奏の曲を弦楽四重奏で書くなど、あらかじめ与えられた楽器編成の曲を違う楽器編成で書き直すということです。

 Aは、歌の楽譜などでよくありますが、あらかじめ与えられた譜面がメロディー(歌)の譜面しかない場合に、それに対してどのような楽器編成でも、伴奏をつけるということです。たとえば歌だけの楽譜にピアノの伴奏をつける、歌だけの楽譜をオーケストラで歌えるように書くなどです。

 「編曲」を@とAに分けた場合、@とAを比較してみると、@はあらかじめ与えられた楽譜の楽器編成を変えるということが出てきますので、楽器間の書き写しなどができて(もちろん、自分で考える部分も場合により出てくるわけですが)、Aに比べて容易な面はありますが、Aは、伴奏を自分で考えなければならないので、@に比べてAのほうが難しくなります。

 「作曲」は、「編曲」に比べて、メロディーを自分で考えるということが必要ですので、編曲よりも作曲のほうが難しいのは言うまでもありません。

 「編曲」で最も有名な例は、ムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲の、組曲「展覧会の絵」で、この曲はムソルグスキーが作曲したときにはピアノ曲(ピアノ独奏)でしたが、ラヴェルがこの曲はオーケストラに適するのではないかと思い、オーケストラに編曲したところ、その編曲によって大変有名になり、今ではラヴェル編曲のオーケストラ版ばかり演奏されており、ムソルグスキー作曲のピアノ版はほとんど演奏されていないという状況になっています。これは、違う楽器編成で書くということですので、上記の編曲@にあたると思われ、部分的にピアノ原版から音の追加などが行われているようです。

 吹奏楽コンクール課題曲のほうで、昭和56年度の課題曲C「シンフォニック・マーチ」(斎藤正和 原曲/上岡洋一 補作・編曲)と、課題曲D 行進曲「青空の下で」(坂本智 原曲/藤田玄播 補作・編曲)は、上記Aのように、メロディーラインの作曲が一般公募され、その優秀作に対して、専門家が補作し、吹奏楽に編曲するという形で課題曲として制定されました。

 これから作曲・編曲をやってみたい方は、まず、編曲の@から入り、次に編曲のA、そして最終的には作曲という順ではいかがでしょうか。




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